仲間とともに学び、挑んだことで育んだ
家族のような絆
"いけばなじん"であって良かったと感じる
おもてなしの挿花
頼りがいがあり心丈夫な河田枝水さん
研修課程で軌を一にしたことも貴重な経験
同じ千葉県の支部出身ということでお顔は以前から存じ上げていましたが、実際にお話をしたのは2010年の研修課程Ⅱ期の受講時が初めてで、河田枝水さんの方からお声をかけてくださったのを覚えています。その時は、いけばなのことだけでなく、大好きな猫の話などでも盛り上がりました。
河田さんは面倒見のよい真面目な方で、私も何かと頼りにしている存在です。最近は、年に何度か講習会などでお目にかかる程度ですが、このたび『いけばなじん』のお話をいただいた時は、私のことを気にかけてくださったことが大変うれしく、河田さんにお願いされては「頑張るしかない!」と思い、力不足ながらお受けすることにしました。今も、大阪の研修で同じ志を持って勉強した日々が懐かしく思い出されます。
いけばなを始めた頃の目標は
青年部活動として達成!
いけばなを始めたのは、若い頃に職場で小原流いけばなを学んでいた母の勧めがきっかけです。私の就職が決まった時に、当時母が師事していた先生を紹介してもらったのです。「勤務する病院のロビーにいつか私のいけた花を飾らせてもらう」という目標を胸にお稽古に励んできました。
実は、その思いは今、支部青年部の活動として実現しています。ありがたいことにお正月には病院のご厚意で、少し贅沢な正月花を飾らせていただいています。


●(どちらも)正月花、病院ロビーにて

●初めて自作の迎え花をいける(2012年)
楽しく温かい銚子支部
花展準備を通してより深まった結束力
銚子支部は楽しいことが大好きで、笑いの絶えない支部です。自由奔放な青年部は支部長先生はじめ、諸先生方の包容力と頑張りで成立していると言っても過言ではありません。
特に思い出深い出来事といえば、お稽古を始めて20数年目に、銚子支部30周年記念花展のスタッフとして参加したことでしょうか。流木を使ったオブジェづくり、会場準備など、非日常の数日間は忘れられない経験でした。先生方の行動や心遣いを間近で拝見し、憧れもいっそう高まりました。

●支部創立30周年記念花展
後ろ中央は青年部作成の「流木のオブジェ」(右後方が奥主さん 2005年)
青年部の仲間とも朝から夜中まで楽しく過ごし、姉妹のような深い絆が生まれたように思います。私にとって銚子支部は、家族のように愛おしい存在です。

●支部創立40周年記念式典にて(後方左から3番目が奥主さん 2014年)

●支部創立40周年記念青年部作品の前で(後方右から3番目が奥主さん 2014年)
趣味は父の薫染で始めたゴルフ
いけばなを彷彿させる景色も魅力
【奥主 豊恵さんに一問一答】
●好きな花 | カラー、ミスティブルー(スターチス) |
●好きな作家 | ミヒャエル・エンデ(どの分野にも特別な作家はいませんが、強いてあげるとしたら) |
●上記の作家でお好きな作品は | はてしない物語(THE NEVER ENDING STORY) |
●奥主さんにとってのマイブームは? | スマホゲーム、コンディショニングジム |