みんなのいけばな



いけばなが結ぶ、娘との絆




 娘が昨年、「伝統文化こども教室」に参加させていただきました。それ以来いけばなが大好きになって、「伝統文化こども教室」が終了してからも、引き続いておけいこに通わせていただいています。いけばなが大好きになってくれた娘を見ていて、私も学生時代、いけばなに夢中になっていたことを思い出しました。
 私が通っていた高校はもともと男子校。私は共学になってからの女子4期生でした。もともと男子校だったため、女子向きのクラブが少なく、友人と華道部を作って、私が初代部長を務めていました。
 実は、その華道部を指導してくださった先生が、いま娘を教えてくださっている先生だったのです。先生は現在も母校の指導をされています。


 娘がいけばなを習いはじめたことで、かつての恩師とめぐり会うことができ、私も再び小原流を学び始めました。今は小学校1年の娘とふたり、先生の教室に通っています。
 子供と一緒にいけばなを続け、5年後、10年後、どうなっているのかなぁと思うと今から楽しみです。子供に習い事をさせるというのが一般的なのかも知れませんが、親子揃って共通の習い事も楽しいものです。家でもいけばなを一緒に楽しんでいる様子をみて、次女も1年生になったらいけばなをやりたいと言っています。
 いけばなを始めたことで、娘たちとゆったり過ごせる時間が増えたことに感謝しています。



石神 陽子 さん(主婦)

(左写真)恩師の小原流専門教授者の武中順子先生と。
(右写真)家で娘とおけいこ。そんな時間を大切にしたい。






いけばなは、創造性を育んでくれる心の栄養


 私は現在、広島市内の食品会社に勤めており、食をベースとした心豊かな生活提案などにこだわった、安心・安全な商品開発を推進しています。
 私がいけばなと出会ったのは、社会人になって2年目の頃でした。今ではすっかり生活の一部となり、家庭でも職場でも「花のある暮らし」を心掛けています。
 「素材を大切にする」という精神は、お花においても食材においても共通しています。商品の盛りつけ方、食材の色の組み合わせ、ラベルや包装のデザインなど、いけばなをとおして身に付いたことがとても役立っています。
 10年ほど前から参加している小原流の造形展「マイ・イケバナ」がきっかけとなって、造形いけばなのおもしろさを知り、すっかり造形いけばなにもはまってしまいました。また、「マイ・イケバナ」出品作を再構築した作品は公募展「ひろしまの美術」(広島現代美術館)で入選。創作の楽しさや喜びも、いけばなとの出会いが私にもたらせてくれたもののひとつです。


 お花を手にした時、植物の手触りで心が安らぎ、どんなふうにいけてあげようかとワクワクします。いけばなは、学べば学ぶほど奥が深く、自分の創造性がわき上がっていきます。まさに心の栄養と言えるのではないでしょうか。



木村 良子 さん
(株式会社フレッシュセブン 研究開発部長 短大・専門学校講師)
木村良子さんがお勤めされている株式会社フレッシュセブンのホームページはこちらから






ロサンジェルスで日本の文化いけばなを
伝えたいと活動を続けています。


 英会話やドイツ語を習い始めた頃、日本のことを紹介しようと思っても、自信を持って説明できることがありませんでした。知人に小原流を習っている方が何人もいたので、自分自身いけばなを通して日本の文化を学びたい、それがいけばなを習うきっかけになりました。

 現在、ロサンジェルスに在住しており、毎週UCLA(カリフォルニア大学ロサンジェルス校)にある日本庭園のティー・ハウスの床の間に花をいける機会に恵まれました。また、日本人子弟のための日本語補習学校で、数学を教えているのですが、体験学習としていけばなを紹介したり、ボランティアとして図書館で大人対象にワークショップもさせていただいています。


 いけばなに使える花の購入が難しく、自分で植物を育てるようになりました。植物を育てることで、花を大切に思うようになり、季節も感じられ、心が和む時間を得ることができています。今後も日本の素晴らしい文化、いけばなをさまざまな国の人々に紹介していきたいと考えています。


ポーター・さつき さん(教師)


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