みんなのいけばな



腕を磨き、海外で日本の文化いけばなを紹介したい


 母がいけばなを習っていたため、小学生の頃からいけばなを身近に感じていました。中学3年の冬から、私も母が習っていた先生に教えていただくようになりました。いけばなを習いはじめてから、駅に展示されているいけばなに足を止めて見入ったり、テレビ番組の背景に飾られているいけばなが気になったりと、気をつけて見れば身近なところにいけばながたくさんあることに気づくようになりました。
 私にとっていけばなの楽しさとは、美しい作品を作ろうと試行錯誤すること。思い通りの作品になることは滅多にありませんが、うまくできると嬉しくなります。また、同じ種類の花でも、その花の表情でいけ方ががらりと変わり、生き物を扱っていると実感します。


 昨年、ドイツに行く機会があり、現地の方の家でいけさせてもらいました。大変喜んでいただけましたが、あまりうまくいけることができず、もっと上達したいと思っています。将来、仕事で海外に出かけたときに、日本の文化として自信を持っていけばなを紹介できる腕を身につけるため、さらに研鑽を積んでいきたいと考えています。いけばなを始めるまではまったく分からなかったのですが、実際に花を手に取っていけるという行為は本当に楽しいことです。花展などで人の作品を見るだけでは分からない、実践する楽しさがいけばなにはあると思います。


小川 悠さん(大学生・21歳)






花器という小さな空間に凝縮されている世界を愉しむ


 建築設計や計画という職業的にも、また個人的にも花や樹木には以前から大変興味がありました。2002年頃、知人の紹介で小原流の先生と出会い、「ずるずる」といけばなの世界に、いや、人間的な許容範囲が広く、楽しい先生の魅力に引き込まれてしまいました。
 小原流の教室に通い始め、実際に花を目前にしたときに、“花”の使い方を考えるようになりました。また、花が頻繁に、生活のまわりで感じることができるようになりました。
 仕事の方では、建物の外観の構成が巧くなった?ような気がします。つまり、余白というものを意識して、仕事ができるようになったのです。これは、いけばな独特の「間」の感覚かもしれません。さらに花・木の特性がわかり始めたことも、いけばなのおかげです。


 建築は建ててしまえば再構築は難しいですが、お花によっては2〜3回はいけ直すことができること、それに、花器という小さな空間には自然・歴史・哲学が凝縮されていること、そんなところにいけばなの魅力を感じています。
 形にはとらわれない形もあるので、これからも楽しく「美」を考えていきたいと思っています。


橋本 雅史さん(建築家/キューブ建築研究所)
          http://www.cube-arch.jp






「男のいけばな」ブームは近い!
メディアが取り上げ始めた男性のいけばな


 小原流では数年前からWEB上で「男のいけばな」を「いけばなはダンディズム」「ロマンチックな男のいけばな」と紹介してきました。
 「いけばなMAN」のコーナーは、そんなダンディな男のいけばなを感じていただけるものと確信していますが、そんななか、テレビや新聞などで「男のいけばな」が取り上げられるようになってきました。
 先日も某全国紙朝刊の生活面で「いけばなをたしなむ男性が目立つようになった」との記事が掲載されていました。また、別の全国紙でも有名男性華道家の横顔紹介や、テレビでも有名大学での「華道」授業に男子学生が多数受講している様子がレポートされていました。
 もちろん、小原流の「ビギナーズスクール」(東京・南青山、横浜)で男性受講者が目立つようになってきたことや、この「いけばなMAN」も新聞紙上で紹介されています。


 新聞記事によると「花に触れて癒されたい」「新しい楽しみを見つけたい」、団塊の世代には「妻と共通の趣味を持ちたい」といった思いなど、男性がいけばなを始める理由が挙げられています。

 いずれにせよ、メディアに広く取り上げられつつある「男のいけばな」。男も女も、老も若きも垣根を越えて、お花を楽しむ人々が増えていくことはうれしい限りだと思います。

 今後も「いけばなMAN」では、いけばなを楽しむ男たちの姿を通して、いけばなの素晴らしさ、楽しさを伝えていきたいと考えています。


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