みんなのいけばな



日本人固有の美意識を広めていきたい。



 小原流には2005年の夏に入門しました。以前から日本の伝統芸術や立体デザインに興味があったこと、そして花を通して四季をより身近に感じたいと思ったことがいけばなを始めたきっかけです。

 現在はスクール以外に、東京・南青山にあるカフェ「PURE CAFE」で、月に3〜4回いけています。お店はスタイリッシュかつナチュラルな雰囲気で、そのイメージに合わせてグリーンを中心に花材を選び、そして伝統的ないけばなよりはむしろフリーに近いスタイルで挿花することがほとんどです。それがかえって難しい反面、勉強になることも多いので、いい経験になっていると思います。お客様や友人からお褒めの言葉をかけていただくこともあり、おおむね好評と言ったところでしょうか。


 いけばなは仕事の面でも役立つことがあります。私は主に広告などのグラフィックデザインに携わっていますが、レイアウトにおける「余白美」といけばなにおける「間」には共通点があり、いけばなの経験がいきる場面がしばしばあるのです。そもそも「間」という感覚は日本人に深く根付いているもので、ひいては日本の伝統芸術全般に脈々と流れる美意識なのかもしれません。
 今後もいけばなを通して自分の世界観を広げると共に、いけばなの素晴らしさ、楽しさ、さらには日本人ならではの美意識を広めて行ければと考えています。


中澤科意(なかざわかい)さん
(広告などのグラフィックデザイン・コピーライティング・ディレクションを手掛ける)
中澤さんが花をいけている「PURE CAFE」のホームページはこちらから






花も人も同じ。一期一会の気持ちで向き合っています


 いけばなを始めてから、これまでとはまったく異なる世界があることに気づき、よい意味で社会観・世界観が広がりを持って変わりました。「花」を通して、それまであまり気にとめていなかった自然へと目がいくようになり、少し優しくなれたかもしれません。


 同じ花とは二度と出会うことはありません。だから大切に扱うし、その花が一番きれいに見えるようにいけようと思います。一期一会の精神がそこにはあるのですね。仕事柄、さまざまな人と会う機会が多く、人との出会いは一期一会と、大切にしてきました。花との出会いもまったく同じです。花も人も、きちんと接すれば、限りあるなかでも充実した関係が築けるものだと実感しています。


 これからいけばなを始めようと考えている方、特に男性の方には、仕事で疲れた時に花をいけると疲れが取れる「癒しの効果」もありますのでお勧めしたいと思います。



山谷 清文さん(青森県議会議員)
        http://www.actv.ne.jp/~yamaya






自然とずっと遊んできた私には、
自然を切り取って飾るいけばなは当たり前のこと。




 自分の水田の管理や依頼されている農家の指導を行っており、お酒や餅米、玄米などを作っています。
 自然を切り取って家に飾るのがいけばなだと思うのですが、子供の頃から自然とずっと遊んできた私にとって、それはごく当たり前のことでした。
 いけばなは、できあがった作品を想像しながらいけはじめ、だんだん作品が変わっていき、できあがった作品は最初の想像以上のものになっているところが楽しいと思います。
 高校時代、何か芸術的なことがしてみたいと思い、いけばなを始めました。東京での大学時代を除き、同じ先生の教室に通っています。花展などではどうしても男手が必要で、搬入からいけこみまでお手伝いしていますが、これもまた楽しみのひとつです。


 仕事柄、車での移動が多いのですが、その時期の植物を目にする機会が多く、枝振りのいい木を見かけると立ち寄ったりすることもあります。
 農協主催のイベントでディスプレイをやれと言われて竹を切って南天を入れたり、友人の結婚式にウエルカムフラワーをプレゼントしたり、飲食店の周年記念の時には花を選んで贈ったりしています。実は、花が仕事にも役立っていると改めて感じています。

橋 竜伊(はし たつよし)さん(農業)




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