みんなのいけばな



神戸・松蔭高等学校チャレンジプログラム 「花と遊ぼう〜小原マジックで心も花園に」




 神戸市灘区の松蔭高等学校では毎年、卒業を間近に控えた3年生を対象に社会体験学習「チャレンジプログラム」を実施されています。今年も8名の生徒がいけばなにチャレンジ、できあがった作品を日頃お世話になった近隣の方々に感謝の気持ちとともに手渡しました。

 小原流神戸支部の田村豊圭先生が指導にあたり、小原流の歴史や、この日体験する「花意匠たてるかたち」の説明のあと、実際に花ばさみを手にしました。ひな祭りを前に、花材は桃・菜の花・青麦。桃を主枝に、菜の花を客枝にいれたあと、青麦と桃、菜の花の残りをバランスよく添えていきました。桃は太くて切りづらい枝もあり、初心者には少し難しい花材でしたが、思い思いの作品をいけ上げていきました。


 田村先生は「きれいにいけた花も、まわりが散らかっていたらきれいには見えません。机の上を片付けてから作品を見てみなさい。最後に切り枝や葉がまわりに残らないよう、きれいに掃除することで、あなたたち自身も気持ちのきれいな人になりますよ」とお話しされていました。
 そして、在学中にお世話になった近隣の方に、感謝の意をいけばなに託して贈るため、パフェ型のガラス製花器に8名で分担して花をいけ、担当教諭とともに挨拶に出かけました。
 消防署の出張所では、所員のみなさんから「卒業おめでとう、これからも元気で頑張ってください」と声をかけていただきました。また、パン屋さんやスーパーにも伺いました。お店の方からは「毎年花を届けてもらってありがとう」と喜んでもらえました。
 今年も無事に「チャレンジプログラム」が終了し、いけばなを通して生徒たちは貴重な体験ができたと思います。

松蔭中学校・高等学校のHP:http://www.shoin-jhs.ac.jp/






ひとあし早い「お正月気分」を味わう
「第21回小原流学生のつどい」開催!



 小原流の学校教授者連盟では、毎年年末に「小原流学生のつどい」を開催しています。このイベントは日ごろのお稽古では行う機会のないユニークな講習と、小原流いけばなを学ぶ学生同士のコミュニケーションなどが目的で、今回で21回目の開催となりました。
 今回は12月15日(土)、兵庫県明石市の明石商工会議所7階ホールに兵庫県下の中学から大学まで、20校(初参加4校)・120名を迎え、小原流研究院講師・原千恵(はらかずえ)先生の指導で「新年を迎える『お正月のしめ縄飾り』」の講習が行われました。
 お正月とクリスマスの展示花紹介のあと、しめ縄飾りの制作に移りました。棒状のしめ縄にワイヤーと紅白の組紐を巻き付けて輪をつくり、細いほうの端を形よく立ち上げていきます。学生たちの多くは、硬い縄で丸い輪を作るのが難しかったようです。


 しかし「輪を小さくすると立ち上がりが高くなっておさまりがよい」「ワイヤーをしっかりかけるときれいに仕上がる」などの指導があり、学生たちは器用に仕上げていきました。この作業のあとは松枝、梅枝、ねずみ飾り(俵・絵馬)、羽根、和紙扇子などの飾り物や、金銀の水引を思い思いに取り付け、個性的なしめ縄のリースを完成させていきました。また、ご引率の先生方も学生たちと同じように制作に参加、しめ縄に悪戦苦闘されていました。
 完成作品はそれぞれの家庭でお正月のしめ縄飾りとして使えると、参加者は大喜びで、ひとあし早いお正月の気分を味わっていました。








今年もレベルの高い競技が行われた
第18回青森県学生いけばな競技会



 10月6日土曜日、第18回目となる「青森県学生いけばな競技会」が、青森市はまなす会館にて開催されました。競技会には中学生から短大・専門学校生まで、全12校・55名が参加、日頃のお稽古の成果を競い合いました。

 張りつめた雰囲気の中、競技がスタート。花材は、アンスリウムと旭葉蘭、かすみ草でした。学生たちがあまり手にすることのない旭葉蘭の扱いと、かすみ草でのあしらいが競技の結果を左右したようです。40分のいけ込みの後、審査が行われ、優秀賞などの個人賞が選出されました。

 午後からは、小原流研究院講師の木村明光先生による「晒(さら)し物を使ってオリジナル作品を作ろう」の講習会を行いました。額縁の中に木の葉や木の実を晒した物をデザインして貼り付け、自分だけのオリジナル作品に挑戦。素敵な作品が数多く生まれました。


 閉会式ではいけばな競技、優秀賞10名、準優秀賞25名、佳作20名が表彰され、栄誉が讃えられました。
「学生いけばな競技会」は現在、大阪地区、東京地区、そして青森地区で、いけばなをとおして創造するよろこびを学生たちに共有していただこうと開催しています。来年も学生たちのいけばなに対する熱い想いに期待したいと考えています。

第18回青森県学生いけばな競技会
  参加校 12校
  優秀賞受賞者 10名
  準優秀賞 25名
  佳作 20名








熱気あふれる「いけばなの甲子園」
第3回 東京地区・学生いけばな競技会 開催!




 8月1日(水)東京・小原流会館で、第3回東京地区・学生いけばな競技会が、大阪地区に引き続いて開催されました。
 東京地区では、今年でまだ3回目ですが、昨年よりも出場校・学生が増加しました。競技参加のほかに見学者も多く、3回目にして参加学生とギャラリーで満杯になった会場を見て、スタッフは「来年の運営方法を検討しなければ」と、うれしい悩みを抱えています。
 また、テレビカメラも会場に入り、熱心に競技を行う学生の姿を取材するなど、「いけばなの甲子園〜学生いけばな競技会」は、すっかり東京地区でも定着しました。
 先に行われた大阪地区と比べると、大阪が小原流のいけばなの形式「花意匠」に沿うものが多かったことに対し、東京地区では自由表現のいけばなが多く見受けられたという違いがありました。ひたむきにいけばなに取り組んだ夏の思い出として、学生たちや関係者の胸に長く刻まれる競技会となりました。


東京地区・学生いけばな競技会
  8月1日(火)13時〜
  参加校・32 校/参加者・213名



優  勝 / 村田女子高等学校

準優勝 / 江戸川女子中学校・高等学校

3  位 / 神奈川県立鶴嶺高等学校




上へ↑

←前へ | いけばなじんトップへ


いけばなじん
いけばな教室訪問記
いけばなこども教室
いけばな特派員
いけばな小原流公式サイト




HOME

プライバシーと著作権について